与久呂農園Seijiのプロフィール 

南米移民~沖縄離島での山村留学~長良川源流地で自然栽培農家

与久呂(ヨクロ)農園は無肥料自然栽培で米や野菜を作っている農家です。清流長良川の源流地、岐阜県郡上市の山間にあります。もうすぐ還暦の私ですが、幼い子どもを育てています。
そんな日々の農業のこと、豊かな自然の中での子育てのこと、背景にある今の社会に対する思いや考え、そして農と食のネットワーク作りについて発信していきます。

私は、高校時代まで神奈川に住んでいましたが、大学進学後35年間沖縄に住んでいました。
なぜ沖縄に行ったかというと、中学二年生の時にこの国に未来はないと思い南米移民を決め、そのために琉球大学農学部に入ったのでした。
大学に通っている時に、沖縄県の移民相談の窓口でアルゼンチンへの移民を相談していました。
そんな大学3年目のある日「過疎問題を解決すればこの国の食糧問題は解決できる」という話を講義で聞き、その事実を確認するため大学を休学して全国の過疎地を訪ねました。
その旅で私は、「有機農業」に出会いました。1982年、ちょうど沖縄が本土に復帰して10年目の年でした。
そこで私が気づいたことは、問題なのは「食糧」や「過疎」ではなく、もっとその根底にある人間の「生き方」であるということでした。
このままではこの社会と一緒に、人間はこの星の上から消えてしまう・・・その思いを一層強めるととともに、社会の在り方=人間の生き方を何とかしなくてはと思うようになりました。
その過疎地と有機農業の見分、私なりの考えを卒論「帰農試論 疎外の克服のために」にまとめ、
やがてその答えとして、沖縄の小さな離島で活動を始めました。
全国から子どもたちを募り、共同生活をしながら、一緒に農作業をし、毎日のように海で泳ぎ、そして地域の再生に取り組む。
13年間の、とても充実した日々でした。
そしていま、ここ長良川の源流の地で「無肥料・自然栽培」で米や野菜を作る農家「与久呂農園(ヨクロノウエン)」を夫婦で営んで5年目になります。幼い子どもがいます。
実際に農家になって、その難しさを日々感じています。
それは、米や野菜を作ることもさることながら、新鮮なうちに適正な価格で販売することがとても難しく大きな仕事になってしまうことです。
そしてそのために志をもって新規就農した人たちが、なかなか経営が成り立たずに、早々に離農するケースがとても多いのです。

だから、
「農」や「食」を軸に、「生き方」を追求するネットワークを創っていきたいと考えています。

これらの経験や思い、日々の農業や子育ての様子を発信するこのブログがその一助になればと願っています。

                            2019年10月12日 台風19号接近の警報を聞きながら

 

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