武器商人ブラックゴーストと自然農法

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武器商人が闊歩する中で米や野菜を作る・・・

武器商人 ブラックゴースト

漫画「サイボーグ009」の物語の中で、このサイボーグ達を作ったのが「ブラックゴースト」という組織だ。

漫画やテレビを楽しんでいた当時、子どもの自分にはその「武器商人」という設定はスルーされて、関心はカッコイイ彼らの戦いの場面に一直線だったが、今頃になってよく思い出す。
本当にこの社会にはブラックゴーストが存在していて、この世界を動かしているのだと痛感しているからだ。

ブラックゴーストについて引用しておく(ピクシブ百科事典より)

ゼロゼロナンバーサイボーグの生みの親にして最大の敵。
世界に死と戦争を撒き散らし、利益を得る「死の商人」。兵器製造企業やそれらに投資する銀行家などの組織や団体が資金を出し合って設立した世界規模の軍産複合体である。軍需産業を営みながら、民族運動や反政府運動を影から操り世界情勢をも操作している。そのため、非合法組織だが冷戦下にある各国(の上層部)からはその存在を黙認されている。
その最終目的は、彼らの開発した商品により人類の滅亡(核戦争)を回避した形でアメリカとソ連の全面戦争を引き起こし、東西の両大国が弱体化し国際的指導力を失った際に台頭、世界を支配することである。
(中略)
彼らを倒しても別の者達が新たに争いを引き起こし、さらに再編成されてネオ・ブラックゴースト(新・黒い幽霊団)となる。ブラックゴーストの真の正体は、決して消えることのない人間の欲望と悪意そのものである
(中略)
人間の欲望と悪意により形作られた悪を滅ぼした物は、平和ではなく新たな欲望と悪意だったのである。

一番右は「ネオ・ブラックゴースト」(どこかで見たことがあるような・・・)

過去最高額の武器売買

昨年11月、たまたまつけていたラジオで、ある大統領が「過去最高額の武器を外国に販売した」とアピールしていたというニュースを報道していた。次の選挙への布石らしい。
そして実際に、半年後に来日したその大統領は我が国に、ステルス戦闘機105機(計1兆2000億円)、イージス艦(2350億円)をセールスして帰った。

これらは当然私たちの生活にフィードバックされる。
いや、すでにその累積で個人の生活も国家の経済も破綻状態だ。
「格差社会」「二極化」「ワーキングプア」・・・

私は農家で、米や野菜を作って売っている。
生鮮野菜ならば、収穫してすぐに売らなくてはならないし、その価格は高くてもせいぜい数百円、安い時は数十円・・・

そのラジオのニュースを聞いて、力が萎えるような感覚に陥った。
一つにはその巨額さも当然あるが、それ以上にあまりにもアカラサマであったことが大きかった。

歴史の背後でこのような「闇」の力がずっと蠢(うごめ)いていたことは知っていた、しかし飽くまで「背後」「陰」「闇」で、もっと「コソコソ」だったのではなかったか。
それがこうも表社会で堂々と恥ずかしげもなく・・・
今はもう、そういう時代に入ったのだな、と無力感を覚えたのだった。

「戦争ほど儲かる商売はない」らしい。
よく反戦活動や、子どもたちの平和学習で、人間の「良心」や「愛」をテーマに訴えているが、そのことはもちろんとても大切なのだが、
問題の構造が違うように感じている。

戦争や武器売買で儲けようとする人がいること
それが儲かる社会や経済の「構造」が問題だと思っている
(その「構造」を生み出す背景については別記事「自由からの逃走」と「新しいつながり」に書きました)

そして、、、私たちの「農業」は?

破壊し、不幸を大量に生み出すだけの武器兵器がそのように売買されている同じ社会で、私は米野菜を育て売っている・・・
この両者が同じ経済の枠の中に共存できるはずが、ない・・・と、心底思っている。

たとえもっと儲かるような農業をやったとしたら、
それは結局、ブラックゴーストの血肉となるだけなのだ。
この資本主義経済の中で経済活動をする、ということはそういうものだ
そして、、、私の「農業」とは、相容れない・・・

どうだろうか
この気持ちが少しでも理解されるのだろうか
それとも、鼻で笑われるような青臭い、愚かな悩みなのだろうか

それでも、この社会に生きていて、家族を守らねばならない
どう生きるのが、どんな「経済活動」をすることが、、、選ぶべき道なのだろうか

まだすっきりとした「解答」は持ち得ていないが
自然農法(無肥料自然栽培)の田畑、にその答えがあるように感じている

そこでつながるネットワーク、その広がりに希望と可能性を感じている。

他の記事自然農法の広がりと「形の場」について」で書いたが、この活動の実践と意識の急速な広がりが、大地に、人に、この星に希望を与えてくれるのではないか

そう思い、このブログを立ち上げ、この記事も書いている。

 

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