DIYでオフグリッド 「わがや電力」 すごいぞ!

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ヨホホのHPより

この本は、自分で作るちいさな発電システムの解説書だ。
発電システムというと難しそうに聞こえるけれど、小学6年生の理科の知識を持っていれば、暮らしの大部分を、太陽からのエネルギーでまかなうことができる

最近、台風や大雨が大きな被害をもたらす報道が増えました。
先の台風でも、浸水や停電が長く続いていた地域がありました。
国や地域レベルでの災害対策とともに、個人でもおそらく今後も増えるであろうこのような災害に対する準備が必要だと痛感します。

オフグリッドという言葉を聞いたことがありますか?
「グリッド」とは送電線網を指し、そのグリッドと繋がっていない状態(オフ)の電力システムのことをオフグリッドと呼びます。
太陽光や風力や水力などの自然エネルギーを電力に変えて使用します。

「わがや電力」

そのオフグリッドのシステムをDIYで作ってしまおう!という本があります。
それも、なんと・・・「12歳からとりかかる太陽光発電の入門書」というサブタイトル。
題して「わがや電力」
著者はテンダーさん
わがや電力 表紙
(画像の引用はテンダーさんの「ヨホホ研究所」ホームページより)

そのテンダーさんの「お話し会」に参加した際にこの本も購入しました。
冒頭のタイトルにした文は、序文「この本を手にしたきみへ」の中から引用しました。
これを聞いて「なんだそんなに簡単にオフグリッド生活が自分でつくれるんだ」と思うかもしれないですが、ちょっとした前提があります。
それは、「電気でしかできないこと」以外では極力電気を使わない生活をする、ということです。
主にパソコンや携帯電話の充電、通信機器や照明器具がそれにあたり、それ以外は他の方法(ガスや人力など)を用いるか、電気を使うにあたって工夫することになります。
特にストーブや調理など「熱を出す仕事」は、電気ではロスが大きく、ガスの方がはるかに効率的で合理的なのです。
そうすると結果的に、一般家庭で用いられる100ボルトという電気が、12ボルト以下にまで軽減できるので、「わがや電力」ではその12ボルトをつくっていく、ということになります。

電気じゃないとできないことと、電気じゃなくてもできること

電気じゃないとできないことと、電気じゃなくてもできること(クリックすると大きくなります)

バッテリーとコントローラーをつなげよう
「バッテリーとコントローラーをつなげよう」

「いつか大人になるきみにへ」

この本の第1章から第4章までが具体的な「わが家電力を作るためのやり方や知恵」で、第5章は「いつか大人になるきみにへ」という長いメッセージが書かれています。

少し引用します。

こんなに簡単な、ちいさなしくみでもでも、電気は作ることができる。
だけど、それがわからないために、森の木を根こそぎ伐りたおしたり、
海を汚しながら、電気を作っているのが「今」なんだ。
大人たちは「暮らしのためにはしょうがない」と難しい顔で言いながら、
ひとたび壊れればもう戻ってこないものを、壊し続けている。

仮に、どんなに影響の少ない発電方法を選んだとしても、コンセントにプラグを挿し込んで、
いくらでも電気を使えてしまうような社会のしくみは、永遠に続けられるものではない。
なぜなら発電とは、誰かに働いてもらって、何かを失いながら、自分がラクをすることだからだ。
だから、ぼくはもう一度言おう。
自分のために、世界を壊さない方法を学ぶために、小さなわがや電力を作ろう。
それは、「誰かを働かせる文化」とは正反対のものだ。

この手紙を読み終わる、いつか大人になるきみへ。
ぼくはきみが、ちいさなわがや電力を通して、世界を、人を、そして自分自身を守る大人になってくれることを願う。
(中略)
きみの家の電源ケーブル。
その先は、壊れやすく有限の地球と、ちょうど良さを求める70憶人の生活に、そのままつながっている。

冒頭の文をもう一度記す。

この本は、自分で作るちいさな発電システムの解説書だ。
発電システムというと難しそうに聞こえるけれど、小学6年生の理科の知識を持っていれば、暮らしの大部分を、太陽からのエネルギーでまかなうことができる。

この言葉はこう続けられる

だけど、そのためにはひとつだけ、必要なものがある。
それは「自分でやってやろう」という気持ちだ。

私が参加したお話し会でも、テンダーさんが最も強調した点がそこでした。
お話し会終了時、会場となった小さなカフェの数十人の参加者が「とてもいい話をありがとう!」と盛り上がっているとき、
むしろそこに水を差すような感じで、「そう言うのなら、是非、必ず、実行してください」と言っていました。
「テンダーさん、スゴイ!」などと言われても、その人たちが実行しなければ、逆に絶望感や虚無感が襲うだけかも知れないと感じました。
それだったら、こんな遠い所で時間をつぶしていないで、家族のところへ戻ってやるべきことをやった方がいい、と。

テンダーさん

余談になるかもしれませんが、テンダーさんがこのような生き方(活動)をするようになったベースに「トラッカースクールの受講」があると話していました。
その時に確認できなかったのですが、「トラッカースクール」といえば、「グランドファーザーが教えてくれたこと」「ヴィジョン」などの、あのトム・ブラウン・ジュニアが設立したものだ。
こう書きながらも私は全身に鳥肌が立っています。
それほどに、私に強烈にインパクトを与えた人物であり本たちです。
テンダーさんはそこに行っていたのか・・・
ものすごいサバイバル術を体験し学んできたのだろう・・・
この人、ホンモノだ・・・!

テンダーさんの経歴 ヨホホ研究所HP
(テンダーさんのおもしろすぎる経歴、ぜひ見て下さい)
ヨホホ研究所HP
そして、本「わがや電力」の購入はぜひ直接テンダーさんから
テンダーさんのHPで「わがや電力」を購入

実は、わがやは、まだ、わがや電力を実行していない。。。
(ホントに、ごめんなさい!!!)

トム・ブラウン・ジュニアの本です(さくらももこさんの表紙が、感無量です)


プロフィール


与久呂(ヨクロ)農園は清流長良川の源流地、岐阜県郡上市の山間にある、無肥料自然栽培で米と野菜を作っている農家です。もうすぐ還暦の私ですが、幼い子どもを育てています。そんな日々の農業のこと、豊かな自然の中での子育てのこと、背景にある今の社会に対する思いや考え、そして農と食のネットワーク作りについて発信していきます。
(与久呂はわが家荒井家の屋号です。)
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