おかげさまで今年のお米ができました
農薬、化学肥料、堆肥を使っていない、無肥料自然栽培のお米です
今年は合計6枚の田んぼで、3種類のお米を育てました。
その6枚の田んぼのうち、いくつかを畑から田んぼに転換したのですが、
その分あまり雑草に悩まされず、収量も増やすことができました。
この田んぼと畑を数年ごとに切り替えることを「田畑転換」と言います。
畑を田んぼに、田んぼを畑に切り替えることによって、それまで繁茂していた雑草が減り、
また、無肥料栽培の場合は、畑の雑草や敷き草などが稲の養分となってくれているようです。
だから、ずっと田んぼで稲を栽培していたら、水田特有の雑草が増えたり、次第に田んぼの土がやせて稲が育ちにくくなっていたので、数年間畑にしていたのでした。

代掻き
柱をロープで引っ張って均平化しています
当然ながらメリットばかりではありません。
先ず、結構大きな手間となります。
畑を田んぼに転換する場合は、均平化(地面を水面に対して同じ深さにすること)が必須条件ですし、
水漏れが無いように畦を整備しなおすことも必要です。
また、田んぼを畑にする場合は、重たい湿った土のままではだめなので、
排水がスムーズにできるように溝を作ったり、畝(ウネ)を高くしたり、その畝のなかにススキなどを埋めたりします。
そんな作業の手間ばかりでなく、生態系的にも微生物や小さな虫たちのことを考えると、あまり望ましいことではないかも知れません。
もう少し技術力をつけて、田畑転換はよほど必要でなければやらなくてよいようにしたいです。
そんな技術的なこととして、雑草を抑えるために、田んぼを秋のうちに一度は耕す(できれば二回)、そして翌春の田植え前の代掻きの回数も多めに(できれば3回以上)することが良いようで、
今年の豊作の一因はその辺にもあるようです。
(でも、除草作業に数回、田んぼに入りました)

除草車を押して草を抑える
右がBefore、左がAfter
今年栽培したコメは、コシヒカリ、タカヤマモチ(餅米)、イセヒカリです。
このうち、イセヒカリは実験的に少量作ってみたのですが、よく出来ました。
来年からはもっと増やしていこうと考えています。
また改めてこのブログで、米づくりの様子や、無肥料自然栽培におけるポイントなどをご紹介していきたいです。

稲刈り
珍しい「歩行型コンバイン」です
そして収穫できました今年の新米、よろしければどうぞお召し上がりください。
ご注文お待ちしております。
新米価格表(消費税込み)
コシヒカリ 4.5㎏ | 白米 2,925円 | 玄米 2,700円 |
コシヒカリ 9㎏ | 白米 5,850円 | 玄米 5,400円 |
タカヤマモチ 4.5㎏ | 白米 3,375 円 | 玄米 3,150円 |
タカヤマモチ 9㎏ | 白米 6,750 円 | 玄米 6,300円 |
サイズ | 北海道 | 北東北 | 南東北 | 関東 ~ 関西 |
中国・ 四国 |
九州 | 沖縄 | |
送 料 | 4.5kg (80cm) |
1,320 | 935 | 748 | 715 | 748 | 935 | ご相談下さい |
9kg (100cm) | 1,375 | 990 | 891 | 825 | 891 | 990 |
* 数量に限りがあります。無くなり次第販売を終了させて頂きます。
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