自然農法の広がりと「形の場」について

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自然農法
肥料をやらず 耕さず 米や野菜を育てる

今、実践している人がとても増えていますが
なぜ可能なのか? その実態は・・・

「自然農法」の広がり

「自然農法」は岡田茂吉氏(1882~1955)と福岡正信氏(1913~2008)の二人が先駆者として有名です。
私も農学生だったころ、憧れて勉強しました。
特に福岡さんの著書「わら一本の革命」は、当時大きなセンセーションでした。
わら一本の革命

しかし後日(今から数十年前ですが)、有機農業の農家で研修していた時に
「自然農法は、あの人(福岡さん)が、あの場所でやったからできたのだ」と話すのを聞いて
「そうなのだ」・・・とそのまま受け取っていました。
有機農業の第一人者で、今ではカリスマとして名高いその人が
実際に福岡氏を訪ね、現場を見てそう思ったのだから、それが事実なのだと信じたのでした。

しかし、いま、それがどんどん広がっているのです。
無農薬はもちろん、無施肥、そして耕しもしない・・・
不可能と思われていた自然農法が、このように普及した背景には何があるのでしょうか?

私は情報の伝播の力
特にインターネットの存在が大きかったと思っています。
具体的なノウハウの伝達もそうですが
それ以上に情報にのった「意識」が伝播したことが、とても大きかったと思っています。

特別な人の、特別なケース、なのではなくて、
ふつうに「それは可能なのだ!」という思いが個々の推進力となって実践に及び
その実践報告のフィードバックが、繋がり合っている全体のさらなる底上げとなり
次第に「実現のハードル」が下がっていった、ということです。
そのようにして自然農法は、「一般化」してきたのだと感じています。

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このような本の出版がとても増えている

自然農法と農家経営

では、それはうまくいっているのか?
つまり、農家として経営的に成り立っているのか・・・

正直のところ、厳しいようです。
農薬や化学肥料を使う農業(慣行農法)と同じくらいの収量をあげている人も少ないながらいるようですが、
8~7割くらいの収量があがれば上出来、という声が多いです。
その減収分は「自然農法作物の価値」として価格に上乗せしてカバーできる強みもありますが、栽培から販売までを経営的に安定させることができている人はまだまだ少ないようです。

100匹のサルと微生物

そのように、難しい選択肢であるにも関わらず、興味や関心のある人そして実践する人の増加は目を見張るものがあり、隔世の感です。
実際、私が毎月参加していた無肥料自然栽培のセミナー(脚注)にも数十人の老若男女が熱心に参加していました。

そこで、もう少し付け加えておきたいことがあります。
「百匹目のサル現象」との関わりです。
(この「現象」の真偽は、ここでは置いておきます)

植物は、N(窒素)P(リン酸)K(カリウム)の3大要素で育つのだ、と学校の理科で習いました。
この3要素が化学肥料の基本ともなっています。

では、肥料を施さない自然農法では、なぜ作物は育つのか?
いろんな実践方法があり、その原理や解釈も多様ですが、大きなポイントとして挙げられるのが「微生物の作用」です。
究極的には、植物(作物)を育てるのは土壌内の微生物であり、その微生物の力を引き出すことができれば、NPKを施す必要はない(むしろ害悪となる)という考えを私は支持します。

そして、その微生物はとても敏感です。
環境の変化はもちろん、近くにいる人の思いや言葉にも感応します。
それは微細な存在(例えば素粒子とか)ほど影響に敏感ですが、実際には直接的に作物も影響を受けています。
波動測定で有名だった江本勝氏の、水のクラスターや結晶の変化を参考に挙げられますが
私は体験的にO‐リングテストや筋反射テストで実感しています。
植物も、いろんなモノも、ヒトも、「思い」の影響を受けている、と。
水は答えを知っている

だから、「私はやるんだ!」「できるんだ!」とか、
理想の農業ができて「うれしい!」「ありがとう!」
などの思いが、その土地(の微生物などなど)や作物に、わずかでも影響を与えていて
それが、ネットの普及によって大きく拡散して・・・
この星全体に影響を与えることもあり得るのではないか、

シェルドレイクの形態形成場仮説のいくつかの実例のように考えられるのなら
かつては実現がとても困難だった自然農法が、ある時を境に「可能」で「容易」になったのではないか!?
だから、自然農法は可能となり、広がっているのだと、
いま、この時代に、この星はそういうステージに入ったのだと・・・
なぜそれは起こるのか2

などと楽しい夢想をしながら田畑の作業をしています。

「形の場」 シェルドレイクの仮説について

ルパード・シェルドレイク氏の「形態形成場仮説」についてすこし付け加えておきます。

1. あらゆるシステムの形態は、過去に存在した同じような形態の影響を受けて、過去と同じような形態を継承する(時間的相関関係)。
2. 離れた場所に起こった一方の出来事が、他方の出来事に影響する(空間的相関関係)。
3. 形態のみならず、行動パターンも共鳴する。
4. これらは「形の場」による「形の共鳴」と呼ばれるプロセスによって起こる。

簡単に言えば、「直接的な接触が無くても、ある人や物に起きたことが他の人や物に伝播する」とする仮説である。                  (ウィキペディアより)

この「形の場」は種ごとに作られ以降の発生で成長を導く、とされています。
また、獲得形質の遺伝もこの理論(過去の種の記憶)によって子孫に伝わると主張されています

上記した「無肥料自然栽培のセミナー」(岡本よりたか氏と三浦伸章氏のお二人の講師による)で「自家採種」の大切さが説明されていました。
同じ土地で何世代も繰り返し育てることで、その作物はその土地に合うようになって来るのだ、ということです。
つまり「獲得形質の遺伝が起きる」ということです。
現在の科学(DNAやゲノムを重視した遺伝学)から見るとそれは考えにくいことですが、現実的にそれは間違いなく起きている「事実」です。
そしてその説明が上記したようにシェルドレイクの仮説から可能となっています。

この地球に自然農法の「形の場」が形成された⁉
実は、私はこの記事を聖書の「失楽園」を意識しながら書いています。
つまり、そろそろ私たちは長い旅を終えて「楽園」に帰ることもできるのはないかと・・・

*この投稿では「自然農法」とひとまとめに書いてしまいましたが、「自然農」「自然栽培」「無肥料栽培」なども含んでいます。それぞれの農法の違いについては、今回は割愛します。
*「100匹のサル現象」の根拠はどうも“でっち上げ”、というのが現時点での本当のところのようですが、この記事ではそのことは直接関係がないので触れませんでした。

 

 

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